大腸疾患

大腸疾患 Large intestine disease

当院では年間1,000件の胃・大腸内視鏡検査、200件以上の大腸ポリープ切除を行っています。 当院では年間1,000件の胃・大腸内視鏡検査、200件以上の大腸ポリープ切除を行っています。

1. 大腸がん、大腸ポリープ

食生活の欧米化により、大腸がんが増加し特に40歳代から急激に増えています。40歳以上の方は大腸がん検診を受けましょう。
― 大腸がんになりやすいとされる予備軍
  • 過去に大腸疾患(大腸ポリープ・大腸がん等)で治療を受けた事がある。
  • 大腸がんになった血縁者がいる。
  • 40歳代から大腸がんが増加しています。
― こんな症状がある時は、すぐに受診し検査を受けてください

便通異常

  • 便秘と下痢が交互に繰り返す。
  • 便が細くなった。

残便感

  • 排便後も何となく、便が出きってない感じがする。

便に血が混じる

  • 鮮血や赤黒い血が混じる。

2. 大腸の難病

漬瘍性大腸炎、クローン病などの難病についても軽症〜中等症のものを検査・治療しています。

3. 便秘症

便秘にはさまざまな原因があります。また、下剤ではない新しい便秘治療薬も増えてきています。便秘の原因を検査して、治療あるいは生活指導を行います。

大腸疾患の検査・治療とは

下部大腸検査

下部大腸内視鏡検査は、肛門から30~50cmまでの直腸、大腸を調べます。
下剤や絶食の必要がなく、浣腸をするだけで準備が終わり、検査時間も4~5分で終了します。

全大腸検査

全大腸内視鏡検査は、直腸から盲腸まで大腸を全部精密検査する方法です。
前日から下剤を飲んでいただき、当日は大腸の洗浄液を飲んで腸が完全にきれいになったところで検査をします。検査時間も10~20分です。

ポリープ切除術

ポリープが見つかった場合、内視鏡を使ってポリープを切除します。取ったポリープは、病理組織検査に出して、顕微鏡で悪性・良性の診断をつけます。良性のポリープだけでなく、早期のガンの一部は内視鏡で取ることが出来ます。原則として入院が必要です。
内視鏡検査は、予約が必要です。スタッフにご相談ください。